DXについて
注目度の非常に高い問題
まさに議論の中心になっているDX。
Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略で、デジタル技術を積極的に使って行って世の中を豊かにしようという考え方。
教育とは切ってもきれない関係で、一方では問題や向き合い方の正解がわかりにくい問題。
僕個人としては積極的に使っていった方がいいと思います。
社会としてそうなっていく流れの中で、いかに自分らしさを持ち続けるか、というのが答えになるのかなと思っています。
自然やアウトドアで学ぼうというのがミロク塾の基本的な考え方です。
そう切り取るともちろん正反対だったり、矛盾を孕んでいます。
「社会」というものが全くなければ気にしなくてもいいのかもしれません。
ですが、社会を考えた上で、時代や流れを考えた上で物事を捉えるという文脈ではデジタル技術の勉強は確実にして行った方がいいと思います。
ちなみに僕は会社員になる時に、ネット知識をつけようと思ってその会社に入社しました。たまたまネットに詳しい先輩がいて、タダでホームページの作り方やインターネットの仕組みなどを教えてもらいました。
そういう意味では同世代よりIT関係にも少し明るいですが、今の最先端はもちろん追いつけません。必死で色々な情報を見ながら置いていかれないようにするのが限界です。
別に置いていかれてもいいのですが。。。
デジタルネイティブの考え方
生まれた時から身近にスマホがある年代の子供達をデジタルネイティブと呼ぶそうです。
2023年で言えば小学生ぐらいは全員そうですかね!?お父さんお母さんが物心ついた時からスマホ、タブレット、PCが当たり前。
僕が35歳なので、ポケベルから始まって、PCがきて、ピッチがあって携帯になって、スマホになった。
その僕たちとデジタルネイティブでは絶対的に感覚が違う。
いい悪いではなく、圧倒的に違う。
待ち合わせにはお互いスマホがあって、集合場所もGoogleマップで集合する。
待ち合わせも昔は一苦労で、なんて言うとジジイ扱い。なんてこともあるような時代。
最近思うのが、時代についていく事が重要なのではなくて、自分で時代を考える、見極めることが大事なのだと思う。
自分のやりたいと思ったことが時代に対してどうなのか、この時代だからこそ何をやるのが楽しいのか。
一方で、社会や時代とはいっさい関係なく自分のしたいことをする、という美学もあります。
そこに答えはないのかもしれませんが、少なくともそういった世代ごとの価値観や基準の差は確実にあるという認識は必要だと思います。
答えの分からないものに蓋をしない
教育の現場でもどこまでデジタル化するのかの議論が絶えません。
CHATgptが騒がれていますが、それは一部分の問題に過ぎないと思っています。
極端な話が勉強内容は相当変わっていいものだと思っています。
例えば、日本人は英語の勉強はもうしなくていい。だってGoogle翻訳の精度がかなり高いのだから。
もし英語を勉強したくないのであれば、機械がしてくれのだから。
昔はそろばんを習っていました。僕も小学生の時通っていました。
珠算と暗算の検定も受けていました!確か3級ぐらいは持っています笑
ですが大人になれば計算機を使います。なんならスマホにも入っています。
そろばん教室の数が減ってプログラミング教室の数が増えました。
そろばん教室が要らないと言いたいのではなく、やりたいと思う人が一定数いるのでその人たちの為に必要だと思います。
フラッシュ暗算なんかは今でも人気です。
そうやって、自分のしたいことに熱中するために他のことを機械がやってくれる。そういう環境にするためにデジタル技術に何ができるかを探すことが大切なんだと思います。
今では絵を描いたり、文章を書いたりもaiがやってくれます。(この記事は全部僕が書いてますが笑)そういう意味ではこれもナンセンスです。
自分の頭の中の整理やアウトプットの為にやっているので少しだけ話は別ですが、授業ではたまにCHATgptに質問してみたりもやります。
知らないもの、分からないものがあれば一度やってみた方がいいと思います。
その上で危険性や利便性など見極めていかなければ、もったいないことが非常に多いと思います。
ゲームをバカにしている人はゲーマーにバカにされます。
ちなみに天下のGoogleのエンジニア達が今一番脅威に感じているのが「フォートナイト」を運営しているエピック社です。
大人でもドキッとする話ですが、その事実を子供達はなんとなく知っています。
エピック社と聞いて大人のほとんどは知りませんが、子供達は結構知っています。
そしてこれからの技術力が高まるのはどちらかというと一目瞭然です。なぜなら子供に人気があるからです。
「大きくなったらエピック社に入りたい」そういう子供がわんさかいます。
Googleの人たちもゲームをバカにしている節があったようですが、今困っているそうです。
同じようにならない為にも、お父さんお母さん世代もゲームが今どうなっているのか、蓋をせずに歩み寄って行くのもいいかもしれません。