二極化する世界
話が合わなくなる世界
ここ最近、話が合う人と合わない人がくっきり別れてきている気がします。
元々話が合う人が少ない人間ですが、ミロク塾を始めてから特にそれが進んでいる気がします。
合う人とは、前提条件を話さずいきなり本題に入れる事が増えてきました。
一方合わない人には、前提条件を話そうとしても聞いてくれなかったり理解されなかったり。
逆もあります。
相手の言っている内容が理解できない。理解しがたい。
なぜ、そこで考えを止めてしまうのだろう?
と、思った時に、その人を拒否するのではなく、「あーそれがその人にとって大事なものなんだな」
と受け入れる事も大事な事だと気付かされました。
でも、合わない人と長い時間一緒にいたり、仕事だったりを一緒にするのは避けたいな。
とも思うようになりました。
取捨選択というか、自分の流れをうまく流してくれる場と人と共に時間を過ごす。
そんな事が大事になってくると感じます。
交わらなくなる生活
これが続くといよいよ考え方が違う人とは生活が重ならなくなっていくのでは無いかと思います。
これは僕が勉強していることでもありますが、同じ日本で同じように生活しているように見えて、違う国で生活しているような雰囲気になるのでは無いかと思います。
【日本列島から日本が消える日】
この本での紹介が大きな気付きなりましたが、本当にそうなっているかなとも思います。
単純に、これからどんどん話の合う人と合わない人に別れていきます。
それを分かりやすくさせてくれる事件が身近に起きているのが兆候でもあります。
日本では大きな流れで言うと、福島の原発からだと言われています。
「あれ、原発って実際どうなの?」
と考え始めた人。
その少し前では、アメリカの同時多発テロ。
「本当にそんな事が起きているの?」
と疑い始めた人。
そして最近では、コロナがいい例です。
「本当にマスクは意味があるの?」「ワクチンは打つべきなの?」
真剣に考えるべき問題が目の前に現れてきます。
それにどれだけ向き合うか、一般的に周りの人が言っている事にそのまま従う人。
どんな人生があってもいいと思います。
それがその人の選んだ人生で、それがその人の学びになっているのです。
多極化の世界
今後はそれがさらに多極化するのだとも言われています。
2極化からの細分化。
さらに細かな文脈で合う人と合わない人に別れていく。
これからは友達も少なくなっていく流れなのかもしれませんね。
それでも寂しくない人は寂しくない。
寂しい人は合わない人とも合わせて生きていく。
そうやって自分の人生をとことん選んでいく事になるのだと感じています。
でも大事なのは、それは分断ではない、と言う事ですね。
あくまでも、合わない人と離れるだけで、合う人の中にもグラデーションがあると言うイメージ。
どこまでいっても全く同じ色の人は二人としていない。
自分には自分だけの色がある。
その中で、波長の合う人と一緒に過ごす。
そうすることが幸せに生きる一番の近道かもしれません。