ハイキングの魅力
登って降りる
この3日ブログが書けませんでした。
スケジュール的に分かっていたけどやっぱり書けませんでした。
というのも金土とハイキングに行ってきました。
京都府北部の大江山連邦トレイルという道で約25kmの道。
与謝野町から歩いて山々を超えて天橋立がゴール。
途中電車にも二駅だけ乗りましたが、休憩を挟みながら12時間ほど歩き続けました!!
いやー楽しかった。もちろんしんどかった。
連峰なので、山を超え、降って、また登って降る。
1000mを超える大きな山ではないとはいえ、何度も登り降りするのは堪える。。。
だからこそいいのかもしれません。
人生も同じで、上りのような辛い時は頂上を目指してあそこまで頑張るぞ!と意気込んで乗り切る。
下りは自然と体も進んで楽に感じるけど、また登ることを頭ではチラッとよぎる。
そんなことを考えながらも、今回は9人の大所帯だったので仲間と話しながら冗談を言いながら乗り越えていきました。
登山、ハイキングから学ぶ事はたくさんあります。
そして不思議と登山を通じてできた友達はみんないい人が多い。
それは多分自然が好きな人たちだから、そしてそんなしんどい思いをしても自分のためや人のために歩ける人たちだからかもしれません。
年齢も職業も超える
別の側面での魅力は、山の中では年齢も職業も超えた繋がりになるということ。
何歳でも同じ道を同じ方向を向いて歩くと、しんどさは同じです。
もちろん体力差や若さなどはあります。
でもやっている活動内容は同じ。
だからこそ仲間と思える要素が高まるのかもしれません。
そして職業を超える。学生だろうがニートだろうが社長だろうが、山を歩いている瞬間はただの人。
優劣もなく所持金の多さも関係なし。
100万円を持っていてもなんの役にも立たないのが山の中。
そんな中で話す内容は自然と心の距離が近くなる。
自然と前向きな話やお互いのパーソナルな話にもなりやすく、街や社会でまとっている鎧も外した素の自分がそこにはいる。
自分自身と向き合える
そして、極め付けは自分自身との向き合い。
登山経験のある人はわかると思いますが、やっぱりしんどいものはしんどい笑
経験や慣れもあるので、よく行く人はさほど感じなくなるらしいですが、それでもやっぱり上りはしんどい。
「なんでこんなしんどい思いをわざわざ休みの日にしてるんだろう?」とか
「ちょっと嘘ついて引き返そうかな。。。」
なんてことも正直思います。
誰に強制されるわけでもなくしんどいことをする。ここだけ切り取れば本当ただの変な人です。
ですが、そこで考える時間をくれるのもいい時間です。普段の生活では考えないことや見ない景色。
山頂はやっぱり見晴らしが良くて気持ちも澄み切った心地になる。
鳥の鳴き声は心に染みわたるし、歩いてここまできたんだ!という達成感も自身につながる。
人生において色々な要素が詰まっているんだなと痛感しました。
そして面白いのが、年齢制限もないし、必要な技術も最初はほとんと必要がないということ。
だから親子でも行けるし、おじいちゃんおばあちゃんと行く3世代ハイキングなんかもあり得るという話。
スポーツとかだと実力が拮抗していないといけないし、ゲームとかだとおじいちゃん世代ができない。
競い合うのではなく同じ方向を向いて横並びで一緒に歩いていく。
でも感じることは別のことだったり、自分自身が感じることを大事にできる場所。
そんな魅力を改めて感じました。
今までは正直そこまで思ってな感ですが、僕がみんなを連れて行けるようになったらミロク塾登山も企画していきたいなーと思いました。
そんな旅に行ってたのでブログが書けなかった、という言い訳で最後は終わりたいと思います笑