お金の勉強
お金の勉強は本当に大事
というのも僕自身が痛い目に遭っているからです笑
20代にお金の勉強をしっかりしなかったので、今ではとても反省しています。
つい最近、僕が好きなキングコング西野さんが「夢と金」という本を出版されました。本が昔より売れなくなった現代で、3,000部売れたらいい方だそうです。1万部を超えるとベストセラー。そんな中、販売初日に10万部が売れ、重版が1日で決まりました。
そのメッセージがまさに、若いうちにお金の勉強をしないと大人になって辛い目にあう。
大きく頷きながら、この本を読もうと思っています。
この本の宣伝動画が面白かったので、ぜひ興味があればみてください。
この動画にでてきたわかりやすい例が小学生のお小遣いの話でした。
貯金か投資か借金か
ある小学生がいます。その子はお父さんの肩たたきをすると100円もらえます。
ここで、問題です。どうすれば一番お金を稼げるでしょう?
こんな問題が小学校で出ないし、中学でもでない。高校でも出ない。大学でも経済学部や商学部に行かないと怪しい。
社会人になっていきなり突きつけられる。そして、わからない。上司からは、大学まで行って何を学んだんだ!と怒られる始末。
では、どうすればいいのか?
西野先生はここで、学校お得意の選択をくれます。
1、貯金
2、投資
3、借金
言葉だけ聞くと日本人はすぐに1の貯金が正解だと思ってしまいます。そして、2の投資は危ない。3の借金なんてもってのほかだ!
となりますが、実際のビジネスの現場では全くの逆です。稼ぐのに一番効率がいいのは3の借金です。
1、の貯金は、1日100円ずつもらえるので、365日貯金したとして、1年で36,500円貯めることができました。
2、の投資は、100日働いた時に、1万円の肩たたき機を買って自分の代わりにやってもらいました。そして自分はお母さんの皿洗いを手伝ってさらに100円もらいました。計算すると、100日目までのお金は機械を買ったので無くなりましたが、101日目から365日目まで200円もらえるので、200×265で53,000円が手元に残りました。
3、の借金は、先にお父さんから1万円を借りて肩たたき機を買って、1日目から皿洗いも手伝いました。200×365で73,000円、でも1万円借りていたので、返して残ったお金が63,000円です。
これが、貯金と投資と借金の正体です。
投資先と借金の使い方を学ぶ
机上の空論で学ぶのは簡単で、聞いて見ればそんな簡単な話当たり前だ!と言いたくなりますが、実際にしないのが日本人でもあります。
そして、いろんな人が教えようとしてくれています。村上ファンドの村上社長は日本人にこういった教育を本気でしようとしていました。
しかし、実際に投資や借金で逆に財産を失う人もいます。僕もその一人です。
なぜそうなるのか?話せば小学生でもわかる理論が20歳を超えてもできない。その理由は単純で、お金の使い方の練習をしていないからです。
「はじめてのおつかい」のように、お金を渡して頼んだものを買ってくる。これはお金の使い方ではありません。商品の買い方を学んだだけです。
自分のお金を何に使って、何を得るのか。日本人のほとんどの使い方が消費、もしくは浪費です。さっきの例でわかりやすいのが、肩たたき機を買うのが投資。100円の文房具を買うのが消費。100円のお菓子を買うのが浪費。
もちろん自己投資という言葉もあってその体験で自分が成長したと思えるものは投資になっていると思います。
お金の使い方はどうやったら上手くなるのかは、使わないとなれない。使っても振り返ったり考えなければ上手くならない。
そんな話をしてくれている本なので、ぜひ手に取って読んでみてはどうでしょうか?
ミロク塾でも、お金の勉強を生徒と一緒にしていこうと思います。
今日、5/1にまたアメリカの銀行が破綻しました。リーマンショック級の世界経済のダメージがあるとも言われています。それが何なのか、どうなるのか、どう生活に影響するのか?
そんな話を小学生にしていいのか?と聞こえてきそうですが、しなきゃダメなんです。僕みたいな30代にならないために!